「界 出雲」:出雲でオススメの旅館 ~界シリーズ~

界シリーズのオススメ

みなさん、こんにちは。くらげパパです。

以前からお話ししているように、

温泉旅行はくらげパパ一家にとって大好きな旅行です。

特に、くらげパパにとって温泉旅行は最高のご褒美みたいなものです。

こちらもこれまでご紹介してきた通り城崎温泉には足しげく通い詰めていますが、

それ以外の温泉旅行も負けず劣らず大好きです。

これまでにも、箱根や道後、有馬などの有名どころから

マニアックなマイナー温泉など、全国各地の温泉を巡ってきました。

くらげパパ一家の温泉に求めているものは

温泉自体の質はもちろん大事ですが、

旅館の食事やお部屋、おもてなし

そして温泉街の魅力

・・・等といった総合力勝負です。

それぞれの重要ポイントはこんな感じです。

(温泉の質は大前提として)

くらげパパ:

①温泉旅館のご飯(温泉以上に重要かも!?)

②温泉旅館のおもてなし(心からゆったりできる旅館がうれしい)

③温泉街の雰囲気(散策も楽しみの一つ)

イルカママ:

①部屋付き露天風呂(個人でも家族でも、ゆっくり楽しめる)

②温泉旅館だけでしっかりとくつろげる(周辺観光よりも旅館でゆっくりしたい)

③温泉旅館のお部屋・施設がしっかりとしている(旅館のサービスも重要)

ペンギンおちび:

①楽しめる旅館(オモチャがもらえる・貸してもらえる、プール、ヤマタノオロチ!)

②楽しめる温泉(ぬるめの温度、ジャグジー好き)

③温泉街での催し物(花火、外湯、食べ歩きなど)

そんなくらげパパ一家のおすすめ温泉旅館を紹介していきたいと思います。

今回は、「界 出雲」についてです。

結婚十周年の記念旅行として「界 玉造」に宿泊して以来、

「界」シリーズにハマっているくらげパパ一家。

その際にオススメされた、オープンしたての「界 出雲」に宿泊しました。

この「界 出雲」も最高な温泉旅館でしたので

みなさんにもご紹介していきたいと思います。

*あくまで、くらげパパ一家にとっての感想です。ご了承ください*

それでは始まり始まり~

「界 出雲」のご紹介

出雲神話が根付く日御碕(ひのみさき)は、日本の夜を護る聖地。水平線に沈む夕日、暮れゆく宵闇、昇る朝日を望む絶景を楽しめる宿です。

参照:「界 出雲」公式HP:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiizumo/

住所:699-0763 島根県出雲市大社町日御碕604

電話:予約;050-3134-8092(9:30 AM〜6:00 PM)

夜間・緊急;0853-54-9121(8:00 PM〜9:00 AM)

駐車場:無料

アクセス:JR出雲市駅からバスで約40分、日御碕灯台バス停で下車

みなさん、「星野リゾート」はご存じでしょうか?

「星野リゾート」は日本中に多くの旅館を展開しているグループです。

非常に質の高いおもてなしで有名です。

いわゆる高級旅館です。

旅行好きの方なら良く知っておられるかもしれませんね。

その「星野リゾート」ですが、現在は大きく5種類に分類できます。

①星のや:最高級ラグジュアリーホテル

②界:温泉旅館

③リゾナーレ:西洋風の体験型リゾートホテル

④OMO:都市観光ホテル

⑤BEB:ルーズに過ごすホテル、飲食持ち込みOK

温泉大好きくらげパパ一家。

当然ですが、好みは・・・

②界:温泉旅館

になります。

現時点で「界」は日本全国22施設あります。

家族旅行で「界」制覇が我が家の夢の一つになっています。

島根県には「界」シリーズがなんと2つもあります。

「界 出雲」と「界 玉造」です。

「界 出雲」は2022年11月16日に開業の出来立てです。

「界 玉造」は同時にリニューアルオープンされました。

それ以前は「界 出雲」を名乗っていました。

出雲市に「界 出雲」が新しく出来るにあたって、

元々の(旧)「界 出雲」が「界 玉造」に改名されました。

書いている私が混乱しそうです。

要するに、現在は島根県内に「界」が2施設あります。

・「界 玉造」(←旧「界 出雲」)

・「界 出雲」

昔のブログとかを見ていると施設を間違えますのでご注意を。

「界 出雲」のおすすめポイント

①日本海の絶景を存分に楽しめる!

「界 出雲」は島根県にある日御碕にあります。

この日御碕からは日本海の絶景も楽しめますし、

夕日に染まる日御碕灯台も美しいです。

この日は曇りがちでしたが、それでも夕暮れの日御碕灯台は美しい。

翌朝の日御碕灯台。

昼は昼で空がきれいです。

②大浴場からも日本海の絶景が一望できます!

大浴場

そんな自然に囲まれた「界 出雲」。

その大浴場からはこの日本海の絶景を一望できます。

この解放感はたまりません!

これは「界 出雲」の大きな特徴の1つだと思います。

「界 出雲」の温泉は、ナトリウム・塩化物強塩温泉です。

要は塩分濃度がすごく高いです。

実は入浴中に間違ってちょっと口に入ってしまいました…。

海水まではいかないですが、かなりの塩味でした。

湯上り処

大浴場で日本海を一望しながらゆったり温泉を楽しんだ後は湯上り処で休憩です。

「界 出雲」でも湯上り処のサービスは最高です。

湯上りドリンクは

・出雲産麦茶

・出雲生姜ドリンク

です。

そして、もちろんアイスもありました!

これには大人も子供も大喜びです。

味は以下の3種類でした。

・大山こだわりミルク

・大山濃い抹茶

・白バラコーヒーミルク

どれも美味しいですが、くらげパパのお気に入りは

・白バラコーヒーミルク

です。

至福の湯上りビール

さらに「至福の湯上りビール」というものまであります

「サザエのつぼ焼き+ビール」とか、絶対に勝ちです!

③最高の空間、「かわたれテラス」!

「界 出雲」のカフェコーナー、「かわたれテラス」はお気に入りスポットです。

日本海を一望しながらゆっくりくつろぐことが出来ます。

ここにいると、時間を忘れてしまいそうです。

こういう時間を過ごすために旅をしているのだと思います。

「かわたれテラス」は室内でもドリンクを楽しむことが出来ます。

雨や風の日でもご安心ください。

そして、室内には郷土ゆかりの本などが置かれていました。

ところで、この「かわたれ」と言う言葉。

みなさんはご存じですか?

「かわたれ」とはまだ薄暗い明け方の意味です。

「かわたれどき」などと使います。

くらげパパはこれまで知りませんでした。

「かわたれテラス」でまったりしながら日の出を待つのも良いかもしれません!

④「界 出雲」で楽しむご当地体験!

「界」シリーズでは様々なご当地体験が行えます。

ご当地部屋

「界 出雲」にはいくつかの種類の客室があります。

今回宿泊した「海側和室」では

朝日に染まる「かわたれ時(薄暗い明け方)」をイメージしています。

確かに、ベッド上の雰囲気は朝日が昇っているみたい。

館内意匠

「界 出雲」の館内にはいたるところに地元の物が使われています。

クッションであったり

壁紙の和紙であったり

大浴場の暖簾であったり

ご当地楽会場の石材であったり

この湯上り処の座る場所も石見地方特産の「石州瓦」の素材です。

さらに、ロビーのオブジェも「たたら製鉄」から受け継がれる

伝統技法を継承しているそうです。

このオブジェ、夜になるとライトアップされています。

青く光るこの姿もかっこ良いですね。

ご当地楽の石見神楽

全国に22施設ある星野リゾートの「界」

その地域ならではの伝統・文化に触れることが出来る

「ご当地楽」は「界」の名物と言っても過言ではないでしょう。

「界 出雲」のご当地楽は、

「神楽」!!

なんと、「界 玉造」と同じです。

ですが、その演目が異なります。

「界 玉造」では「ヤマタノオロチ」だったのに対し、

「界 出雲」では「国譲り」

「国譲り」とは日本神話に出てくる物語で、

高天原に住む天照大御神の使いの経津主命と

出雲の国を治める大国主命の息子の建御名方命が

国をかけて戦います。

しかも、この「神楽」を披露してくださるのは

「界 出雲」のスタッフの方々です!

「界 玉造」もそうでしたが、ライバル関係なのでしょうか?

それとも練習のお仲間?

今回は天気も良く、野外公演です。

かがり火に照らされた舞台はこれだけでも雰囲気があります。

「界 出雲」でも、「界 玉造」に負けず劣らず迫力満点でした。

「界 出雲」に宿泊の際は必ず見ておくべきです!

⑤ご飯が美味しい!

温泉旅館のご飯の美味しさは

くらげパパにとって最重要事項の1つです。

「界 出雲」のご飯は夕食・朝食ともにとっても美味しいです。

それも、ただ美味しいだけではなく

山陰地方のご当地名物もふんだんに味わうことが出来ます。

夕食「春夏の特別会席:出雲の旬会席」

①先付け

蒸し鮑 肝たれ

②煮物椀

牛蒡餅 穴子焼き浸し  蚕豆かき揚げ 木の芽

③お造り

お造り取り合わせ

④蓋物 

のどぐろ 板わかめ 鋳込み  吟醸蒸し

⑤台の物

和牛フィレ肉柏葉焼き  旬野菜の温サラダ仕立て

⑥食事 

のどぐろ土鍋ごはん

十六島海苔の佃煮

山葵 ぶぶあられ 出汁茶

留椀 香の物

⑦甘味 「ぶどう神話」(島根ワイナリー)と

   いちじくのサバラン仕立て

和食膳(7~11歳)

朝食

もっと詳しく見たい方は以下もご参照ください。

「界 出雲」の残念ポイント

ここまで、「界 出雲」のオススメポイントをお話ししてきました。

いっぱいありすぎてトンデモナイ量になってしまいました!

ただ、どんな温泉旅館でもそうですがすべてが完璧はあり得ません。

ここからは「界 出雲」の残念ポイントをお話ししていきます。

①厳しい立地・交通手段

おそらく、多くの方にとって最大の問題点はこちらです。

くらげパパ一家にとっても厄介ポイントです…。

「界 出雲」は日御碕にありますが、ここにたどり着くのに一苦労です。

飛行機の場合:

出雲空港までフライトし、そのままタクシーなら約40分かかります。

空港連絡バスを使うと、JR出雲市駅まで30分、そこからタクシーでさらに30分です。

電車の場合:

JR出雲市駅から車で約30分です。

出雲市駅から一畑バスもあります(約40分)。

と、そもそも出雲空港やJR出雲市駅まで行き、

その上で「界 出雲」まで車移動が必要です。

ちなみにですが、

出雲市駅から出雲大社までは比較的普通の道を15分ぐらい、

出雲大社から「界 出雲」までは山道を15分ぐらいです。

(山道はクネクネしてはいますが、ちゃんとした2車線なので運転は問題ないと思います。)

この後にも書きますが、その後の観光の事を考えるなら

出来ればマイカーかレンタカーの方がオススメです。

くらげパパ一家は運転がさほど気にならないので

(東は東京、西は九州まで普通に車で移動しちゃいます。)

マイカーで家から向かっています。

②お部屋には露天風呂はない。と言うかシャワーしかない。

完全に贅沢な話です。

「界 玉造」で部屋付き露天風呂の素晴らしさを覚えてしまったくらげパパ一家。

そして、「界 玉造」では全部屋に部屋付き露天風呂がついてます。

勝手に「界 出雲」にも部屋付き露天風呂がついているものだと勘違いしていました。

お部屋からの景色が絶景な分、ちょっと残念です。

まあ、その分大浴場を楽しみましょう。

③宿泊したお部屋の下が「かわたれテラス」で視線が…

今回のお部屋は「かわたれテラス」の真上になりました。

なので、ベランダから見える景色は非常に良い感じです!

ですが、完全に真上なので、「かわたれテラス」に入る方が丸見えです。

と言うことはその逆も…。

これは好みの分かれる所かも。

*くらげパパ一家としては…

ここまでの残念ポイントですが、くらげパパ一家としては

①はそもそも車で移動するので大きな問題はないです。

まあ、家からは遠いですが、それも非日常の一部として受け入れてます。

②は正直、残念ではあります。

が、部屋付き露天風呂は無い旅館の方が多いと思いますし、

大浴場を満喫すれば大きな問題ではないです。

③は微妙なところです。

ただ、ベランダはプライベートスペースではなく、

「かわたれテラス」の別室だと思うようにすれば最高の空間に早変わりです!

わざわざ下に行かなくても快適にコーヒーを頂けます。

そもそもこの部屋になる確率はどんなもんなのでしょう?

ここまで、「界 玉造」の残念ポイントをお話ししてきました。

ただ、総合的には非常に良いみなさんにオススメできる良いお宿だと思います。

まとめ

今回は、「界 出雲」のご紹介でした。

良いポイントが多すぎてとんでもない量になってしまいましたね!

もちろん、残念ポイントもあるのですが、

総合的には非常に良いみなさんにオススメできる良いお宿だと思います。

みなさんも出雲に宿泊される際には

是非「界 出雲」をご利用ください!

それではまた!

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