みなさん、こんにちは。くらげパパです。
今回は、くらげパパの単身赴任生活引っ越し編が始まります。
住居と引っ越し業者さんの選び方についてです。
今回のお話はお財布にも非常に重要な話になります。
場合によっては10万円以上の差が出ることもありえます。
くらげパパ、これまでに引っ越しはかなりの回数してきています。
なので、自分で言うのもなんですが、結構得意だと思います。
それでは早速見ていきましょう!
生活場所を変える際に絶対にしないといけないこと
単身赴任であれ、単純な転居であれ
生活場所を変える際に絶対にしないといけないことが2つあります。
それは…
①引っ越し先の住居確保
②引っ越し
当然ですが、家がなければ住む場所がないですし
よっぽどのミニマリストさんか
全部を新品にする大富豪の方でなければ
引っ越しをせずに生活するのは極めて困難でしょう。
そして、このどちらもお金が非常にかかります。
ここでの判断によって場合によっては10万円単位の影響が出ることも。
実際、くらげパパとその同僚の間では
ほとんど同じことをしているのに数十万円の差額が生まれていました。
詳しくはこの後、順番にお話ししていきますね。
くらげパパの単身赴任先の住居は…
これまでもお話ししてきた通り、
くらげパパの単身赴任先は物凄くド田舎です。
まともな賃貸住宅とかはありません。
なので、こちらで勤務する人たちは
独身、単身赴任、家族連れ関係なく
基本的に全員、社宅暮らしになります。
唯一の例外はこの地域出身の方々。
彼らにはマイホームがあるのでそちらに住む形になります。
くらげパパは原住民ではないので社宅に住むことになりました。
そこはまさかの2LDK!
完全なオーバースペックです。
入居以来、ずっと1部屋が物置となっています。
引っ越しはどうしよう
単身赴任先の住居は無事あっという間に決まりました。
というか、就職決定時には決まっていました。
残された課題はこのド田舎までどうやって引っ越しをするかでした。
引っ越しの方法としては大きく2通りです
①自力で運ぶ
もし、引っ越し先がすごく近くで、運搬能力が高ければ
自力で運ぶのが安上がりです。
でも、くらげパパの単身赴任先は飛行機の距離です。
普通に考えて不可能です。
すぐに諦めました。
そもそも、くらげパパはそんなに力持ちではないので
どんなに近場への引っ越しでも無理ですね。
②引っ越し業者にお願いする
残す方法としては引っ越し業者にお願いするしかありません。
実は、くらげパパもイルカママもこれまでに多数の引っ越し経験があります。
くらげパパ:6回
イルカママ:11回!
そして、その中では色々な経験をしてきました。
なんと「引っ越し業者さんに引っ越しをすっぽかされる」という
あり得ない経験もあります…。
どうやら連絡ミスで引っ越しの契約自体が無かったことになっていたらしいです。
その時は「バックアップ部隊」なるチームが来て何とかしてくれました。
多分、とても優秀な部隊なのでしょう。
これまでに見たこともないスピードで荷造りしておられました。
これまでたくさん引っ越ししてきたので
引っ越し業者さんとの交渉術にもかなり慣れています。
皆さんにも今回の引っ越しを例にして
簡単で有効な必殺技をお教えしましょう。
引っ越し業者さんとの交渉術
①はじめに
これまでの数々の引っ越しの経験から思い知ったことは、
引っ越し業者さんが最初に提示してくれる
見積もり金額は完全に値引き前提だという事です。
それも、かなりの値引き額が織り込まれていると思います。
くらげパパの交渉術が効いているのかもしれませんが
基本的に最初の提示額の半額以下は当たり前にあります。
昔のことはあまり正確には覚えていませんが、
実績としてはだいたいこんな感じです。
・15万円→7万円
・20万円→9万円
・30万円→12~13万円
最高記録は大学卒業の時に
友人の引っ越し交渉を何故か代わりにやることになり、
その時にたたき出した、
30万円→7万5千円!
です(もう15年ぐらい前の話です)。
この時はお礼に高級焼き肉をご馳走になりました。
T君!元気にしてるかな?
みなさん、くれぐれも引っ越し業者さんの言い値で契約してはダメですよ!
念のためですが、くらげパパは平和的な話しかしていないです。
ちょっとした下準備と一手間をかけるだけです。
②引っ越し業者さんを呼ぶ前に…
引っ越しの見積もりを頼むとき、
いきなり引っ越し業者さんに連絡していませんか?
これはかなり危険信号です。
くらげパパはまず、相場を知るところから始めます。
カップヌードルを2000円で買う人がまずいないのは
みなさんがカップヌードルの相場を知っているからです。
もちろん、時期によって値段は変わりますし、
荷物の量でも大きく変わります。
(山の上では2000円でもカップヌードルを買うことが有り得ます)
なので、あくまでザックリの相場を確認しておきます。
単身赴任の場合は近くに同じような引っ越しをした人がいるかもしれません。
仲良しの方ならその方に単身赴任の相談含め色々教えてもらうと良いです。
もしくは職場の事務の方に聞くのもありです。
正直、この事前調査が一番めんどくさいです。
くらげパパの場合、単身赴任先が職場初地域だったので
同僚には相談できませんでした。
なので、赴任先の事務の方に教えてもらいました。
あんまりガツガツ聞くのも恥ずかしいので
引き継ぎ案件や赴任先の業務内容など仕事に必要な確認事項を聞きつつ
引っ越し手当の有無などと一緒にそれとなく聞きました。
お話し好きな事務員さんはガッツリ教えてくれました。
どうやらこの職場にはプライバシーはなさそうです…。
引っ越し料金は人によって大幅に違っているようです。
同じような地域の方のなかでも、
最安クラスが16万円、最高は約60万円(家族連れ)!
60万円の方は繁忙期(3月末)に言い値で契約した模様です。
そして、赴任先からは最大15万円の補助が出ることも教えてもらえました。
くらげパパの今回の目標金額は15~20万円にしました。
③引っ越し業者さんに連絡
相場を確認し目標金額をザックリ決めたら、引っ越し業者さんに連絡します。
この時、絶対に複数の会社に依頼します。
この複数社から見積もりを貰うのが一番大事なことです。
ただ、あまりに多くの会社に声をかけるのも
対応するこちらが時間を取られてしまいますので2~3社で良いと思います。
くらげパパは2社に見積もり依頼をすることが多いです。
今回は特に引っ越しまでに時間が無かったので2社に連絡しました。
それぞれのHPから見積もり依頼するとすぐに連絡が来ます。
④訪問見積もり日程調整
引っ越し業者さんに連絡すると
たいていは物凄い勢いで訪問見積もりのアポイントメントが来ます。
そこで日程調整をします。
一応、複数の引っ越し業者さんが同時に来るのは何となく怖いし、
敗れた業者さんもかわいそうになるので時間はずらします。
大体、その場で契約できないとかなりの時間
粘っていかれる見積もり担当の方が多いので
出来れば違う日(翌日)にしています。
1社目を土曜日、2社目を日曜日にするとちょうど良いです。
大学時代の友人はわざと複数社の見積もりの方を同時に呼んで
そこで一斉に値切り大会をした人がいましたが
さすがにくらげパパにはそんな勇気?はありません。
今回もA社は土曜日、B社は日曜日にお願いしました。
⑤訪問見積もりの方が来られたら…
訪問見積もりの担当者の方が来られたら
引っ越しの予定日時
搬送をお願いしたいもの
有料オプション(エアコン設置、不用品回収など)
付帯サービス(雑巾がけ等、会社によって様々です)
の話を最初にしてしまいます。
まず無いとは思いますが、ここで条件が合わなければそもそもお話になりません。
これまで出会ってきた訪問担当の方はみなさん、優しくて気の良い人ばかりでした。
そして、見積もり依頼をするのは基本的に大手の引っ越し業者さんにしているので
ここで打ち切りになったことは一度もないです。
⑥値段交渉(1社目)
値段以外の打ち合わせが終わったらいよいよ値段交渉です。
くらげパパは基本的に相手の出方を待ちます。
お金の話は相手方が勝手に始めてくれるので
大体、業者さんと雑談しながらそれを待ちます。
大抵、見積額を提示される前に以下の2点を確認されます。
「他の業者さんにも声かけてますか?」
「大体、いくらぐらいと考えてますか?」
それに対する、くらげパパの答えは以下の通りです。
「はい、声かけてます。A社さん(今の方)とB社(次の方)さんです。」
「いくらかはよく分かってないですが、サービスに不満無ければ
2社のうちの安いほうにしようと思ってます。」
「ここまでのお話でA社さんのサービス内容は大満足です。あとは値段だけ。」
そうすると、見積担当者さんは、大抵、
「現時点での見積額は○○万円です」
「B社さんはもう見積もりされましたか?」
と聞かれます。
返事は普通に返します。
「B社さんは明日の●●時に来られる予定ですよ~」
すると、何故か毎回、
「少し時間をください」
となり、会社と電話を始められます。
毎回、大体5~10分ほどお話しされて、
毎回、偉い人(店長とか部長とか、所属長)との相談の結果を教えてくれます。
「本当は○○万円なんです。これでも値引いた額なんです。」
「ただ、明日B社さんが来られるという事なんですが
出来れば今日中にA社に決めてほしいです。」
「もし今この場で決めてくれるなら本当は無理なんですけど、
今、偉い人と話をして、△△万円まで頑張らせていただきます。」
・
・
・
毎回、なぜか同じ流れになります。
初回に来る会社は本当にタイミング次第でバラバラなんですが
なぜか、毎回同じ話を聞きます。
そして、○○万円と△△万円は大抵3割引き~5割引きぐらいです。
ただ、ここで喜んで契約してはいけません。
○○万円と△△万円の割引率は大体どの会社も同じ感じですが
○○万円と△△万円自体がだいぶ違う印象があります。
ここで最初に相場を確認していたことが活きてきます。
相場で比較するのは△△万円の方ですよ。
この時に△△万円が相場より高かったら、
「下調べではこのぐらいだと思ってたけど…」
とつぶやくと、再度上司と電話してもらえるかもしれません。
ここで、△△万円が納得のいく金額であればそのまま笑顔で契約完了です。
ちなみに今回はまさかのこのパターンです。
一発で25万円→15万円になりました。
さらにマットとか防臭シートとか色々くれました。
(ほんとはもうちょっと安くなりそうでしたが、無意味なので止めました。)
ただ、この一発契約をして良いのは相場を知っていて相当の自信がある場合だけです。
今回みたいに補助金があって15万円以上安くしても意味がない場合なども良いでしょう。
でも、それ以外の場合は基本的にはカモられるので止めましょう。
A社の担当者さんには申し訳ないですが、
その日のうちの契約は避けてB社さんの話も聞きましょう。
「B社さんとの約束があるので」
と言えばA社の担当者さんもあきらめて帰ってくれます。
しっかりお礼はしましょうね。
この時、大抵は△△万円が生き残ります。
⑦値段交渉(2社目)
B社さんには1つだけウソをつきます。
(ゴメンナサイ!)
この後、C社さんのアポイントメントがあることにしておきます。
もし、B社さんを断りたい時にその方が楽です。
B社さんもA社さんとの会話とほぼ一緒の展開になります。
大きく異なるのはすでにA社さんがすでに見積もりをしてくれていることです。
B社の担当者さんはあの手この手で
このA社さんの見積もり額を知ろうとします。
でもここは絶対に教えちゃダメですよ。
「A社の担当者さんとの約束なので!」
「この後、C社さんともお話しすることになっていますが、
B社さんの見積もり額も同じように絶対に伝えませんから」
で押し通します。
そうすると、同じ光景を見ることになります。
「少し時間をください」
となり、会社と電話を始められます。
・
・
中略
・
・
「もし今この場で決めてくれるなら本当は無理なんですけど、
今、偉い人と話をして、□□万円まで頑張らせていただきます。」
そして、これも不思議なのですが大体の場合、
A社さんの△△万円とB社さんの□□万円が似たような額になっています。
かつ、調べていた相場よりすごく高い事はほとんどないです。
もしA社さんの△△万円とB社さんの□□万円に大差があった場合、
その時は安い会社と契約するだけです。
⑧ついに契約!
あとは、A社とB社の担当者さんのうち、
こっちの担当者さんと契約したい!
と思った会社と契約させてもらっています。
1円でも安くしたいならこの後も粘って交渉したら良いのでしょうが
くらげパパはあんまりゴリ押しで値切るのは好きでも得意でもないです。
もちろん、納得いかない値段なら本当にC社さんに改めて相談すると思います。
ただ、これまでそうなったことは1度もないです。
この時、B社さんと契約するにしても即決はせず、
1日考えさせてもらうのもありだと思います。
くらげパパは2社目に突入した場合はいったんお帰りいただき、
後日、電話して契約となることが多いです。
今回はA社さんが一発で目標額をたたき出してくれたので、そこで契約となりました。
B社さんには申し訳なかったですが、お断りのお電話をしました。
この時もアポイントメントの約束は翌日なので断りやすいです。
まとめ
今回はくらげパパの単身赴任生活引っ越し編。
住居と引っ越し業者さんの選び方についてでした。
正直、くらげパパは(なぜか)値段交渉は比較的得意な方です。
ただ、どんな方でも以下の2つだけしておけば合格点が簡単に出せます。
①相場を知る
②相見積もりをとる
どちらもちょっと手間が増えますが、やればできる事なので是非真似してみてください。
なんなら、最近は引っ越しの相見積もりサイトもあります。
ここを使えば、相場もわかるし、一度で複数社のアポイントメントが取れて一石二鳥みたいです。
利用後の電話ラッシュが心配されますがうまく活用すれば便利かもしれません。
なんなら相場だけ見ても良いと思います。
次に引っ越しするときは使ってみようと思います。
それではまた!
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